★41回IRATAトレーニング 加古川 実技試験1/2日目
第41回は、波乱続きのトレーニングとなりました。
Level1の受講生1名が左手を痛めてしまい、途中リタイアとなりました。
初めてのロープアクセスではどうしてもバランスがとれず、腕力に頼りがちになってしまいますが、正しい姿勢が保持できれば、それほど腕力は必要ありません。インストラクター陣も注意して細かいサポートが必要だと思います。レベル1の方は合格するまで、無料サポートしますので、是非次回に挑戦してください。
実技試験は、ひさしぶりにピーターさんの課題となりました。
実践に即して、きっちりと・淡々とアセスメントが進み、機材をおとしたらワンマイナー・ノットの緩みもワンマイナー・基本に忠実で、甘さの無い引き締まったアセスメントとなりました。
レベル3の最終課題、チームレスキューのテンションラインでの複合搬送で最後の最後に痛恨のミスが出てしまい、翌日の再アセスメントとなりました。結果的には全員合格となりましたが、レベル3の管理義務については、厳しくチェックされるのがIRATAの特徴です。親しい中でも容赦ありません。一発アウトとなります。
現場でのレベル3の責任は人の命を守るという重要な立場であるため、妥協はゆるされません。
この厳しさがIRATAが世界で大きな信頼を得ている源です。今回は、現場に立ち会った多くのレベル3も良い経験になったと思います。さすが!!ピーターさん ほんとうにありがとうございました。
IRATA極東地域の会長にピーターさんが選ばれた事を記念して、ささやかな就任パーティーを開きました。