★39回IRATAアセスメント(実技)1日目 

SKYさんのアセスメントは、和やかなブリーフィングから始まります。

どんなケースがマイナー(小さな失敗:3回で失格)でメジャー(大きな失敗:一発不合格)なのかを、しっかり説明します。IRATAでは、とにかく1ポイント(1本吊り)は一発アウトです。その場で失格になります。

SKYさんは、顔はにこやかですが、実技はエゲツナク厳しい面があります。命を守るには重要な事です。

ワイドリアンカーのボトム(底)で動けない要救助者を安全にレスキューするのがレベル3の課題です。

レベル3はどんなケースでも自分で考え、必ず仲間をレスキューできなければいけません。

必要最小限の装備しかなくても、迅速なレスキューが要求されます。現場対応の考える力がためされます。

今回の課題では、難しい課題はなんとか切り抜けたのに、ほっとしたのか簡単な課題でうっかりミスが出てしまいました。1ポイントは許されません。ラダーの同じ段にメインとバックアップのアンカーをとってしまい、一発アウトになってしまいました。レベル3を受験するためには、レベル2の課題が100%できる事が条件です。

難しい課題ばかり練習すると、ついうっかり・・・が出てしまいます。基本を大切に次回頑張って下さい。

レベル2の標準課題は、ハンギングホール(エイド状態からのレスキュー)です。

要救助者を天井まで引き上げたり、天井の要救助者をピックオフして安全に降ろします。

初日は、レベル2=1名  レベル1=6名 合格です。

一週間、ハードなトレーニングご苦労さまでした。グレードアップや更新でまたお会いしましょう。

明日は、6名がレベル1に挑戦します。

今日もまた夜遅く(20時)コソ練しているトレイニーインストラクターがいます。(*_*)