★ 作業現場でエイドレスキュー

本日の作業予定が早く終わったので、リアルな現場でのエイドレスキューを行ってみました。ドームの天井部でエイドクライミング作業中の作業者が動けなくなったという想定です。

エクセレント水田さんの本領発揮です。要求は短いスリングを使っているので、殆どショートリンク状態です。

それぞれが2ロープをスリングにセットしていたのですが、この要求さんは1本をカウズテールのカラビナに直接結んでいたので、解除が大変!!
さすがエクセレント難なく問題を解消して、とりあえずピックオフの準備です。
おみごと!ピックオフ完了。オンロープでレスキュー体制に持ち込みました。
次は、4m先のロープをフィッシャーでピックアップしてR2Rです。
下せる位置までR2Rで頑張ります。トラスの位置では、岡さんがロワーダウンのシステム準備で大忙しです。自分のロープ上にアンカーを設置しています。
20m以上の上空でのR2Rは迫力十分!
ここからは、岡さんの担当です。迅速なレスキューをするため、ロープの端末を水田さんに渡しています。つまり、岡さんは、ID・アサップで2人分のロワーダウンをする必要があります。

2人分のロワーダウンは日ごろからトレーニングしていないとできません。
これも日常のトレーニングの成果です。素晴らしい!!!!

仕事が早く終わったからとは言え、単に降りるのは面白くないと、こんなことを思いつくとは単なるアホ?か相当な自信がなければできません。手持ち装備のみでしかも、簡単な打ち合わせだけで完璧なチームレスキューができています。相手の動きと自分の動きをきちんと把握できなければできるものではありません。30分以内で完了。IRATA Level 3 インストラクター陣、恐るべし!!