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日赤救急法救急員 (受講記録)
心肺停止後2分以内の一次救命処置の救命率は90%
それが5分以内だと25%に落ちてしまう

助かるかどうかは救急車が到着する前の処置で決まってしまうかも知れません...

一次救命処置は、高所で仕事をする人にとって不可欠な知識と言えるでしょう。
ハードな講習ですが、積極的に取り組んでいます。

日赤救急法救急員 講習
日本赤十字社が行う認定講習に参加しました。

AED操作方法等の基礎講習だけなら1日で終了しますが、「日赤救急法救急員」の認定講習まで挑戦するなら
合計3日間必要です。

おまけに、学科80点・実技80点以上の試験まであるかなりハードな講習ですが、居眠りをしないでまじめに聞いていれば必ず合格可能です。感染予防用の「Qマスク」や三角布等の教材も実技で使用します。

       ↓ 合格 認定証です。
一次救命処置練習用ハイテクマネキン
人口呼吸や心肺蘇生処置の際に、実際の人間のように反応するハイテク人形レールダル社のアン君(さん?)です。

最新型なら、頚動脈拍動まで確認できるモデルもあるようです。
一次救命処置(ファーストエイド)の中でも器具や医薬品を使わない心肺蘇生法を:BLS(Basic Life Support)と言います。

● 気道確保
● 異物除去法(ハイムリック法)
● 人口呼吸法 (mouse to mouse)
● 胸骨圧迫   (心臓マッサージ)
胸骨圧迫(心臓マッサージ)
1押し0.6秒のスピードで30回連続で行います。
(※1分間に100回のスピード)

人工呼吸を行わなくても、蘇生率は同じか、むしろ高いという研究結果もあるくらいなので、心肺停止状態なら、ためらわず胸骨圧迫(心臓間サージ)を行う事が重要です。

感染予防用の「Qマスク」等がある場合ば、人口呼吸も併用する事が推奨されています。

1)呼吸をしているか?
2)脈拍はあるか?

心肺機能停止なら、即、胸骨圧迫開始です!!!

AED
(自動体外式除細動器)
AEDがあればとにかくセットします。
電気ショックを与えるだけの装置ではありません。
(※ ペースメーカー装着者にも使えます!)

呼吸や脈拍も自動測定し、必要な処置を音声ガイドで指示してくれる心強いサポーターなんです。

画像は、「電気ショックを与えるので離れてください」と音声で指示があったので1m程度はなれたところです。

救急車が到着してもAEDは心電図・呼吸等を記録し続けているのでそのまま引き渡します。
アン君の分解?
衛生的に保つため、肺代わりのビニール袋やパイプを交換する事ができるようになっています。

分解している姿は決して気持ちの良いものではありませんが、本当によくできています。

人工呼吸時には、本物のように胸が膨らみます。
胸骨圧迫時には、本物と同じぐらい胸が沈みます。

「救急法救急員」講習では、骨折・止血・外傷の手当・搬送等、あらゆるケースに対応できる応急処置の訓練も含まれています。

特に「三角布」の多様性には驚くばかりです。
ほとんど「魔法の布」と言うべきほどのすごさに感心してしまいます。即座に対応できるように、繰り返し練習しておく事が大切です。