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アンカー吊元 |
ビル外壁周りのメンテナンスの場合、かなり年数が経過している場合が多いので特にアンカーポイント(吊元)の選定が重要です。小規模のビルの場合、ウインドクリーニング用の丸環が無いのが普通なので、アンカーの設置には工夫が必要です。
屋上のコンクリートも、かなり劣化している場合が多いので特に注意が必要です。
屋上の手摺は本来、ぶらさがるための強度が考慮されていないため、アンカーとして使用できません。
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実際のアンカー例 |
通常、躯体の鉄骨や高架水槽・キュービクルをアンカーとして利用しますが、何も無い場合でも専用の支点用装置を設置するので、構造物に傷を付けず、安全な下降が可能です。
1)絶対にはずれない!壊れない!アンカーを選定
2)ロープを傷めないアンカー
3)建物を傷つけないアンカー
上記3つが重要です。
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内部からの配管の貫通部を事前に開けておきます。
ALCは、やわらかいので手でも簡単に切断できます。
寸法を正確に測り、絶対に落とさないように慎重に切断します。 |
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業務用の専用ハーネスを使用しているので、両手も離せます。足場作業と変わらない仕事ができます。
まずは、手のこで切断です。
塩ビ配管の切断は簡単です。100A(4インチ)の配管の場合でもあっと言う間に切断してしまいます。 |
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切断面研磨 |
切断面をきれいに研磨します。
電動工具も自在に使えます。
操作しやすい位置にロープで調節できるので、足場作業より楽なくらいです。 |
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伸縮Y字継ぎ手を使えばあっと言う間に設置完了。
配管の途中に入れるにはこれにかぎる!!
これで、別経路からの配管をつなき込めます。 |
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貫通部分をアルミ板金仕上げで処理して、完了。
仕事は最後まで、きちんとやるのが、プロ。
配管保温・板金だってやってのけます。 |
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下には、民家の屋根。降りるわけにはいきません。
屋上まで、ロープを登って終了です。
ロープを登れる事は、意外に知られていないのですが、10mでも20mでも現場では普通に登ってしまいます。
専用の登行器具を使用しているので、「はしご」を登る程度の体力があれば、後は技術で登れます。
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