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カラー鉄板製の箱文字
思ったより軽く撤去も簡単
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浮き出した形状の箱文字。
プラスチックやステンレス・ウレタン等いろいろですが、最も撤去しやすいのが板金製の箱文字です。
今回はカラー鉄板製で、ブラインドリベット止め。
ガッチリ止まっているのですが、正直言って、最も撤去&穴埋めしやすいパターンです。 |
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リベットの頭部分を4mm程度のドリルで |
ブラインドリベットの場合、少しドリルを押し当てると、上部がリング状にはずれるので、簡単です。
バランスを考えながら周囲のリベットをはずします。
落とさないようフックで引っ掛けてから、はずします。
少しゆすると止めてあった、アングル金具からはずれます。
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箱文字を止めていた、アングル金具もサイディング下地にリベットで止まっているので、全部はずします。
一文字あたり20数箇所あるので、コツコツやるしかありません。 |
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短時間硬化性のエポキシパテを使用すると、穴埋めも簡単です。10数分後には、サンディング処理が可能です。
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最もやっかいなのが、風化したカッティングシート文字です。
新しい場合は、剥離材やドライヤーで簡単にはがれますが、ぼろぼろに風化している場合は、大変です。皮スキでも簡単にとれない場合がほとんどです。
最終的にはハンドグラインダーで削り取るしかありません。
今回も1面がシート貼りだったため、撤去に1人で丸一日かかってしまいました。 |
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塗装で最も大事なのが・・・・「洗浄」です。
穴埋め、サンディングが終わったら「洗浄」です。
これを怠ると、塗装がはがれやすくなるのは当然ですが、何よりも塗りにくくなります。
必要以上に塗料を消費してしまったり、良い事はなにも無いのでとにかく、塗る前の下地処理・洗浄は手を抜いてはいけません。 |
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壁面下部や周囲の養生をしてから、いよいよ塗装です。
やはり、ローラーバケが一番。
面積が広い場合は、電動圧送式も使用します。
塗料がたれないよう慎重に、しかも一気に塗ります。
カラー部分でも、朝・夕二回塗りでしっかりマスキングできます。 |
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