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コア抜き
擁壁やコンクリート構造物の壁面コア抜き。
150Φ程度のものなら、垂直擁壁・橋脚・ビル外壁等、
どんな方向でも、コアマシンを取り付け穿孔します。

高所の法面コアサンプリング・ビル外壁の空調用開口等、
通常作業では不可能な場所での作業も自在です。
コアマシン用のアンカー
メインロープ・バックアップロープで安全確保をしてから、
まず、コアマシンを固定するためのアンカーを打ちます。
コアマシンの取り付け
200Φ用で約20kgはあるので、専用のロープで慎重に降ろします。3倍力システムを組んでいるので、1人の力で充分です。

アンカーで固定したら、四隅のアジャスターでさらにガッチリ固定します。マシンがしっかり固定できているかどうかで、この作業は決まります。緩みが無いようしっかり固定します。

マシンを正確に取り付けたら、仕事は半分終わりです。
意外に穿孔作業は簡単です。
給水タンクは必需品
右下のタンクが加圧式給水タンク

コアの刃が焼きついたり、欠けたりしないようにするため、通常は湿式で穿孔します。

加圧式給水ポンプをセットして、穿孔中は適度に給水します。


作業中
給水しているので、穿孔中は水がちょろちょろあふれてきます。

ビルの外壁などの場合は、壁を汚さないように受け皿を設置して、漏れた水が下へたれないように工夫して穿孔します。

完了
コアカッターの刃をはずしたところです。

本来コアは、刃の中に収まっているので、こんな事にはなりません。

はずした刃から切り取ったコアを抜き、もとの穴にいれてみただけです.....
ちょっとしたイメージ映像です。
擁壁の裏側
今回は擁壁の厚みを知るのが目的だったため、50mmΦの小さなコアを30cm程度取り出しました。

この程度なら、穴を開けだしてから10分程度で終了です。

100Φ程度でも30分もかかりません。どちらかと言えば
コアマシンの移動や設置に時間がかかります。

後は、スピードセメント等で、穴を塞ぎ終了です。